理事長あいさつ
現在の子どもを取り巻く環境さらに子育てにおける環境は決して良いものとはいえません。都市化・核家族化・少子化…等、急激な社会変化の中で子育てにおける様々な問題が表面化しています。
私たちはこの様な変化の中、無認可ではありますが「太陽の子保育室」として20年間に亘り、子どもたちの保育に携わってきました。保育の原点は子どもたちを幸せにすることにあります。私たちは常に、子どもたちにとっての幸福とは何か?おとなに何を求めているのか?を問い続けてきました。そして、長い経験の中で私たちはその答えを子どもたちから教わりました。
1つ目は「心の大切さ」…子どもたちはいつも心で訴えていました。何もいらない、私たちの心を聞いてくれる耳と、理解してくれる目と、優しい言葉が欲しい。
2つ目は「親の愛の大切さ」…自分を丸ごと包み込んでくれる無償の愛と、とびっきりの笑顔が欲しい。子どもたちは自分が親に十分愛されていると確認できたとき、豊かな心と、優しい思いやりと、そして力強い精神力と何事にも負けずに挑戦していける力を身につけることができるでしょう。
私たちは、子どもたちから教わったこの二つを何よりも大切にしていきたいと思っています。そのため、子どもの心を大切にした保育を実践し、家庭との接点をより多く持っていきます。
保育者は親の代わりにはなれませんが、親子を結ぶ懸け橋にはなれると思います。さらに保育園が地域の方々の心の安らぎの場となれれば、これ以上の幸せはございません。
平成12年12月
社会福祉法人 陽光福祉会
初代理事長 大庭 嘉雄
経営理念
社会福祉法人 陽光福祉会の運営する保育園は、社会福祉事業法第3条および第5条にある「基本理念」「地域等への配慮」「事業経営の準則」に基づき、「子どもの健やかな成長を援助する」ことを基本理念とします。
保育理念
経営理念を前提に、児童福祉法に基づき「保育に欠ける」乳幼児の保育を行います。
保育にあたっては、「児童憲章」「子どもの権利条約」に基づき、子どもの人権や主体性、そして個性を尊重し、児童ひとりひとりの最善の幸福のために日夜、保護者や地域社会と力を合わせ、児童の福祉を積極的に増進していきます。
あわせて、地域における家族援助を積極的に行うことにより、公的施設としての社会的責任を果たしていきます。
保育の基本方針
保育の基本方針は「保育所保育指針」に依拠した上で職員は、子どもや家庭に対してわけへだてなく保育を行うこと、そして、人権を尊重しプライバシーを保護することを基本原則として保育に臨みます。さらに児童の最善の幸福を願うため職員は、子どもの心を大切にし、常に子どもの視点に立って接していくなかで、子どものもてる可能性を、子ども自身の力で開花させていく保育の実践に全力を注ぎます。
そのため、職員は以下に掲げる7つの視点を持ち、よりよい保育のために日々努力研鎖を行っていきます。
- 子どもをひとりの人間、人格者として認める
- 子どもの立場・視点に立って物事を考え共感できる
- 子どもの自尊心を傷つけたり、見下したりしない
- 子どもと共に成長しようとする前向きな姿勢
- 大人のものさしで善悪の判断をしない
- 明るく優しいおおらかな心
- 子どもの心をよく理解し、子どもの言葉に耳を傾ける
保育の目標
「丈夫な身体と豊かな心を育てる」
- 個性豊かな子ども
- 情緒豊かな子ども
- 思いやりのある子ども
- 何事にも挑戦できる子ども
- 主体性・自主性のある子ども
- 自分の意思をはっきり伝えられる子ども
法人概要
法人名 | 社会福祉法人陽光福祉会 |
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法人番号 | 8013105000336 |
法人本部 | 東京都羽村市五ノ神3丁目15番7 |
TEL | 042-555-5780 |
FAX | 042-555-5767 |
理事長 | 大庭 正宏 |
理事 | 千布 晴恵 植村 光子 川越 節子 田中 奈穂美 大庭 嘉雄 |
監事 | 染谷 洋児 中園 文子 |
評議員 | 河村 桂子 北方 美穂 竹之内 幸江 小杉 皓男 橋本 富明 師岡さと子 山本 茂夫 |
沿革
昭和56年11月 | 無認可保育所「太陽の子保育室」設立 |
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平成12年12月 | 社会福祉法人陽光福祉会認可 |
平成13年4月 | 認可保育園「太陽の子保育園」設立 ※認可保育園開園に伴い太陽の子保育室閉室 子育てひろば(地域子育て支援センター)開設 |
平成25年4月 | 認可保育園「あおぞら保育園」開園(公立保育所の民営化受託による) |
平成27年1月 | あおぞら保育園新園舎竣工 |
平成29年8月 | 児童発達支援事業所「発達支援Kiitos羽村」開所 |